桂浜月の名所として名高い桂浜は、龍馬が郷里でもっとも愛したといわれています。龍頭岬と龍王岬の間に弓状に広がる砂浜で、裏山には浦戸城跡があり、戦国の昔、長宗我部元親の居城として四国統一の中心となったところでもあります。
桂浜の龍頭岬には坂本龍馬像があり、全国の龍馬ファンが訪れます。また、山頂には坂本龍馬記念館があります。
桂浜公園には、桂浜水族館、土佐闘犬センターなど観光施設・お土産物屋もたくさんあります。
坂本龍馬像全高13.5m(像:5.3m)
昭和3年に地元の成年有志によって建立されました。第二次大戦中金属供出を龍馬像が免れることができたのは、龍馬が海軍創始者であったからだそうです。
その後、全国の龍馬ファンの寄付金などにより、大規模な改修がなされています。
また、龍馬の誕生日であり命日でもある11月15日を挟んだ約2ヶ月間、この龍馬像の横には展望台が設置され、龍馬の目線で太平洋を眺めることができる「龍馬に大接近」が開催されます。
詳しくは関連イベントをご覧下さい。
高知県立坂本龍馬記念館太平洋を望む桂浜にある坂本龍馬記念館。2階展示室には、実物大セットで復元された「近江屋」が展示されています。また、坂本家の居間をイメージした展示物やゆかりの資料や写真パネルを展示しています。図書閲覧コーナーには約2,000冊も龍馬・幕末・明治維新関係の書籍があり、自由に閲覧ができます。
■場所/高知市浦戸城山830番地 【地図】
■開館時間/午前9時~午後5時
■休館日/年中無休(年末年始も通常営業)
■入館料/大人(18歳以上):500円、団体(20人以上):400円、高校生以下:無料
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳所持者とその介護者1名:無料
高知県・高知市長寿手帳所持者:無料
■交通機関/高知県交通バス『桂浜』行き乗車「龍馬記念館前」で下車、徒歩2分
■駐車場/無料。大型バス4台・普通車50台
■TEL/088-841-0001
■URL/http://www.ryoma-kinenkan.jp/
桂浜水族館青松白浜の中にあり、景勝桂浜を目前に観賞できる自然環境豊かな水族館です。
太平洋に面した土佐湾に生息する魚類を中心に、珍魚、カラフルな魚など、約250種7000点を展示しております。中でも、四万十川に生息する幻の魚「アカメ」の群泳は必見。アシカやトドショーも開催されております。ペンギン、水鳥、カワウソ、ウミカメ、リクガメなども見ることができます。
■場所/高知市浦戸778 【地図】
■開館時間/午前9時~午後5時
■休館日/年中無休(年末年始も通常営業)
■入館料/
一般料金:大人1,200円 小・中学生600円 幼児(3歳~)400円
団体割引1(10名以上)料金:大人1,100円 小・中学生500円 幼児(3歳~)300円
団体割引2(30名以上)料金:大人1,000円 小・中学生400円 幼児(3歳~)300円
障害者割引(証明書提示):大人600円 小・中学生300円 幼児(3歳~)200円
※団体割引において、学校団体の場合、教職員の方は学生と同額でご入館できます。
※障害者割引において、付添い・同伴の方1名様は、団体割引1の料金になります
■交通機関/JR「高知駅」または「はりまやばし」から「桂浜行」のバス約30分、終点下車すぐ
■駐車場/あり。高知市営桂浜公園駐車場(有料)をご利用ください。
■TEL/088-841-2437
■URL/http://www.katurahama-aq.jp/
とさいぬパーク高知市立桂浜公園内にあり、2014年に50周年を迎えました。
土佐犬が見られる横綱土俵入りや、生後7ヶ月頃までの子犬ふれあいツアーなどが開催されています。
直営売店では、とさいぬパークオリジナルグッズのほか、高知の特産品やお土産が販売されています。
2014年4月に「土佐闘犬センター」から「とさいぬパーク」に名称変更しました。
■場所/高知市浦戸6 【地図】
■開館時間/飼育施設:午前9時~午後4時30分 直営売店:午前8時~午後6時
■休館日/年中無休
■入館料/とさいぬ施設入場料(横綱土俵入り・子犬ふれあいツアー料金含む)
大人:600円 中高生:500円 小学生:400円 小学生未満:無料
■交通機関/JR高知駅からMY遊バスで桂浜下車。または、高知県交通バス桂浜行きの終点で下車。ともにバス停から歩いて約2分。
■駐車場/あり。高知市営桂浜公園駐車場(有料)をご利用ください。
■TEL/050-3033-3166
■URL/http://www.tosa.or.jp/index.html
戦国時代から安土桃山時代にかけての土佐国の戦国大名・長宗我部元親の史跡
長宗我部元親像桂浜から花街道を通っていると、若宮八幡宮(高知県高知市長浜6600)に長宗我部元親初陣の像が立っています。この銅像は元親公没後四百年に当たる平成十一年(一九九九)五月に、地元有志の発案により建立されました。
■場所/高知市長浜6600【地図】
長宗我部元親墓慶長四年(一五九九)五月十九日、伏見で病没、享年六十一、法号雪蹊恕三、火化の後遺骨は土佐に送られ、天甫寺山に葬られました。元親のお墓の形式を宝篋院塔といいます。
■場所/高知市長浜 天甫寺山【地図】
浦戸城鎌倉時代末期にこの地の豪族の城として築かれ、戦国期には長岡郡本山から高知平野に進出した本山氏の勢力下におかれました。永禄三年長宗我部国親が当城を攻めて奪い、居城長岡郡岡豊城の支城とし、国親のあとを継いだ元親は天正十六年居城を一旦大高坂城に移した後、同十九年頃当城に移し、滅亡まで約十年間長宗我部氏の本城となりました。
■場所/高知市浦戸城山【地図】
一領具足供養の碑この土地は一領具足の指導者吉川善介、徳井左亀之助、池田又兵衛、野村孫右衛門、福良助兵衛、歳岡彦兵衛、下元十兵衛、近藤五兵衛が常なる役所に集まり居て評定中を襲われて討たれた所で、首は他の者とともに大阪に送られ胴体は石丸塚としてここに葬られました。
世にこれを浦戸一揆と言います。
■場所/高知市浦戸【地図】