野良時計

野良時計

施設情報明治20年頃、地主だった畠中源馬氏が制作。時計組立の技術を身に付け、歯車から分銅まですべてが手作り。国有形文化財。
1872年、当時11歳の畠中源馬少年は、父親から米国製の八角柱時計を買い与えられ、西洋の機械文明に触れ、時計に強い興味を抱いた。畠中は、八角柱時計を何度も分解しては組み立て、作動の原理や構造を覚えたといいます。数十年にわたる試作と改良を重ね、ついに、分銅も歯車も手作りの白亜の櫓時計を完成。
まだ、時計が一般的に普及していないこの当時、畠中家の時計は、野良仕事に励む村人たちに正確な時を知らせた。以来100年以上たった今でも正確に時を刻み続け、いつしか 「野良時計」の愛称でよばれるようになりました。現在も「歴史の町安芸」を象徴するものとして、安芸市民の心のシンボルとして愛されています。


インフォメーション

◆住所
高知県安芸市土居638-4

◆注意事項
野良時計は個人の住居です。内部公開等はしていません。外から外観を見学するのみとなります。
東側に駐車場(無料)がありますのでご利用ください。大型バスも駐車できます。

アクセス[googlemap lat=”33.515756″ lng=”133.911482″ width=”610px” height=”431px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]高知県安芸市土居638−4[/googlemap]